エントリーシートの書き方のコツ

エントリーシートは大切なものなのか?

就職活動がスタートすると、いろいろな準備が必要になってきます。
エントリーシートについて悩む方も多いかもしれません。
何を書けばよいか分からない人や、ざっくりと書くべき内容はわかるけれど、どのように書くと印象を良くすることができるのか分からないなど、人それぞれ悩みは異なるようです。

エントリーシートは、とても大切なものです。
なぜなら、就職を希望する相手の会社に、自分という存在を紹介するものだからです。
誰かと初めて会う時に、できるだけ印象を良くすることが必要だと言われるのはご存知だと思います。
その人の第一印象が、相手の中で良くも悪くも大きなものとなってしまうからです。

同じように、会社に初めて自分をアピールするエントリーシートは、その書き方によって与える印象が異なります。
選考に影響することもあるので、しっかり書きましょう。

文章の書き方の注意点について

エントリーシートの限ったことではありませんが、誰かに何かを伝えるべく文章を書くときは、すっきりと分かりやすく書くことが必要になります。
主語と述語が、おかしくならないように注意すること。
曖昧過ぎたり、盛り込みすぎたりして、何を言いたいのか分からない文章にならないこと。
砕けた書き方で、相手に不快な印象を与えないことなどが注意点です。

また、当たり前ですが、誤字脱字がないように気を付けてください。
あまりにも空白が多いと、やる気を伝えられなくなりますので、そこも注意が必要です。
繰り返しますが、エントリーシートは、始めて自分を伝える機会です。
細心の注意で、納得できるものを作成しましょう。

エントリーシートの書き方

住所や名前などの基本情報は、省略しなで書きましょう。
同じく学歴を記載する欄にも、学校名は省略することなく記載してください。
一番悩むのは、自己PRやなぜ志望したのかを記載する場面だと思います。
自分がどんな人間なのかを伝えることができる大切な欄なので、しっかり書きましょう。

ポイントは、具体的且つ分かりやすくです。
誰かの真似をしたような内容は、正直あまり魅力が感じられません。
自分らしい魅力的な部分が伝わるように書きましょう。
何をしてきたのか、そのためにどんな工夫や努力をしてきたのか、そこで何を学ぶことができたのか、どんな経験になったのかなど記載するのも良いでしょう。

何も誇れるものがないと思った時

今までこれといった挑戦も結果を出したこともなく、アピールすることがないと思う方もいるかもしれません。
そんな時は、別の視点で自分を客観視してみてください。
どんな考えを持ち、どうして自分がこの学生時代を選んだのかなどを、プラスの目で見ながら作成すると、一見ネガティブに感じられることも前向きな印象になることもあります。